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2024/05/15

新商品「中継機TRV920Jの発売及びシンプル接点無線伝送ユニットWCP-LR16Jのバージョンアップ(V2.10)」のお知らせ

ヘルツ電子株式会社は、離れた機械や設備を確実に制御する「リモートコントロール」の商品であるシンプル接点無線伝送ユニット「WCP-LR16J」の通信距離を延長する中継機「TRV920J」を発売すると共に、WCP-LR16JをV2.10にバージョンアップいたします。
バージョンアップしたWCP-LR16Jと中継機を組み合わせる(最大2段まで多段中継可)ことで、WCP-LR16Jの通信距離を屋内約900m/見通し約5.2kmまで延長可能となります。

WCP-LR16Jは、弊社製小型LoRa無線モジュール(920MHz帯無線通信)を搭載し、「簡単な設定・設置で、最大16点の接点を無線伝送可能」「通信距離は屋内約300m/見通し約2km(中継機導入で延長可)」「同一通信エリア内で15グループの同時使用可能」という特長を有した、設定・設置が簡単な接点無線伝送ユニットです。

今後も産業用リモートコントロールの提供価値やラインナップを拡充し、設備の自動化・無線化に貢献して参ります。

◇シンプル接点無線伝送ユニットWCP-LR16Jの主な特長

WCP-LR16Jは、設定・設置が簡単な接点無線伝送ユニットです。WCP-LR16Jを設備に繋ぐだけで、設備間で最大16点の接点を屋内約300m/見通し約2kmまで無線伝送が可能(中継機(別売)導入で延長可)です。WCP-LR16Jを防水BOX(別売)に入れていただくことで屋外利用も可能です。

1.簡単な設定・設置で、最大16点の接点を無線伝送可能・・・設備に繋ぐだけで(配線工事不要)で利用可能です。また、設定スイッチで、「接点入力(送信)・接点出力(受信)の切り替え」や「通信構成の変更」が可能です。

2.通信距離は屋内約300m/見通し約2km(中継機導入で延長可)・・・標準モードで「通信距離 屋内約300m/見通し約1,000m(応答時間 250ms)」、ロングレンジモードで「通信距離 屋内約300m/見通し約2,000m(応答時間 1,000ms)」の無線伝送が可能です。

※応答時間とは、「入力端子に信号が入力されてから、通信相手の出力端子から信号が出力されるまでの時間」を意味します。
※応答時間と通信距離は使用条件により異なります。

*** 【新商品】中継機TRV920Jの主な特長 ***

TRV920Jは、WCP-LR16Jの通信距離を延長する中継機です。最大2段まで多段中継ができ、WCP-LR16Jの通信距離を屋内約900m/見通し約5.2kmまで延長可能です。

●WCP-LR16Jと中継機を組み合わせることで、WCP-LR16Jの通信距離を延長することができます。
 ※中継機TRV920Jと通信可能なWCP-LR16JはV2.10以降です。
●最大2段まで多段中継ができます。
●導入済みのWCP-LR16Jに対して後付けで導入可能です。
●電源は、ACアダプターもしくは内蔵電池の利用が可能です。
 ※内蔵電池は、充電時間4時間で約24時間使用可能(1分に1回中継した場合)
●付属のブラケットを利用することで、様々な環境で設置可能です。

3.同一通信エリア内で15グループの同時使用可能・・・弊社開発の小型LoRa無線モジュール(920MHz帯無線通信)搭載により、15グループ同時使用を実現しております。

※15チャンネルの中から、グループ毎にユニークなチャンネルを設定していただくことで、同一通信エリア内で15グループの同時使用が可能となります。
※「入力信号の変化時」と「通信状態モニタリング時」のみ通信相手と通信を行うことにより、電波干渉による通信エラー発生を極力抑えます。
※通信エラーが発生した場合は、通信状態モニタリング時に自動的に再送することで、通信相手へ確実に届けます。
※通信環境が良好にも関わらず通信エラーが発生する場合は、「チャンネルを変更する」「WCP-LR16J同士の距離を離す」「近い場所に設置された各WCP-LR16Jに、隣接しないチャンネルを設定する」をお試しください。
※標準モードとロングレンジモードで使用可能なグループ数は変わりません。
※標準モードに設定されたグループとロングレンジモードに設定されたグループが同一通信エリア内に混在する場合も使用可能なグループ数は変わりません。

4.通信環境チェック機能・・・通信相手と連続通信を行い、通信環境を5段階(良好、やや良好、普通、やや不良、不良)でLED表示します。通信環境のチェック結果を参考にして、WCP-LR16Jの設定場所を決めることができます。

5.通信状態モニタリング機能・・・WCP-LR16Jに設定された時間(10秒/60秒から選択可能)間隔で通信相手と通信を行い、通信エラー発生時に通信エラー用LED点灯及びエラー出力を行います。

6.有電圧・無電圧接点入力の切替可能・・・WCP-LR16Jの端子を入力設定で使用する場合、A端子とB端子を開放・短絡することにより、有電圧接点入力か無電圧接点入力のいずれかに切り替えることができます。

◇弊社製小型LoRa無線モジュール

弊社製小型LoRa無線モジュールは、中長距離の無線通信を必要とする商品に搭載するために開発した無線モジュールです。シンプル接点無線伝送ユニットやEn-GuardⓇ(アンガード)「ガス検知の遠隔監視システム」等の弊社商品に搭載されています。本モジュールは、「令和2年度 浜松市新産業創出事業費補助金」の開発成果です。

◇プレスリリース文は、下記リンクでご覧いただけます。

中継機TRV920J、シンプル接点無線伝送ユニットWCP-LR16J V2.10 プレスリリース


◇商品の主な仕様や詳細に関しては、下記リンクでご覧いただけます。

シンプル接点無線伝送ユニット WCP-LR16J 商品説明
シンプル接点無線伝送ユニット WCP-LR16J カタログ


【お問い合わせ先】
ヘルツ電子株式会社 https://www.herutu.co.jp
営業部 担当:藤田
E-Mail:info@herutu.co.jp お電話:053-438-3555

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